top_rogo.gif (16396 bytes)

兵庫で「4.24カップ2009」 400余人が楽しむ

 第2回兵庫朝鮮初級学校低学年サッカー、ドッジボール大会「4.24カップ2009」(主催=兵庫県青商会)が10月18日、神戸ホームズスタジアム芝生広場で行われた。県下6校の朝鮮学校から190人の低学年生徒と220人の学父母、関係者らが参加した。

 学校対抗のサッカー(男子)とドッジボール(女子)が行われた大会は、午前中に予選リーグが行われた。愛らしい姿の子どもたちが繰り広げる熱戦に、学父母らの悲鳴に近い歓声が会場にこだまし、大いに盛り上がった。

 今大会、とくに注目を集めたのが、学校対抗オモニサッカー大会だった。

 オモニたちの要望により、昨年催した交流戦形式ではなく、順位決定戦形式で行われた今大会。オモニたちは数カ月前から、アボジサッカー愛好家の指導を受け大会に臨んだだけに、勝利への意欲がいつになく強かった。オモニたちはヘディング、スライディングなどを披露した。

 西神戸と伊丹による決勝戦では、延長PK戦の末に伊丹が優勝した(写真)。

 午後に行われた生徒部門の決勝トーナメントは、サッカーで神戸朝鮮初中級学校が2連覇を達成し、ドッジボールでは伊丹朝鮮初級学校が優勝した。

 兵庫県青商会の朴星秀会長は、「天気も場所も企画も良かった。生徒らは集団主義の精神を養い、大人は旧交を温め、幼児らも父母らと楽しんだ。今後も生徒と同胞たちに、より良い舞台、『受け皿』を提供し、民族教育と同胞社会発展のため、尽力していきたい」と語った。【兵庫県青商会】

[朝鮮新報 2009.11.4]