top_rogo.gif (16396 bytes)

第7回青商会中央サッカー大会 リベンジ相次ぐ熱戦

 第7回Kyc−CUP OVER30中央サッカー大会(主催=同実行委員会)が10月11〜12日、静岡県の御殿場高原時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで行われた。各地の青商会世代(30代)で構成された10チーム(東京第5、埼玉、岡山、東北、愛知、神奈川、西東京、伊丹、北関東、千葉)の選手と家族ら約230人が参加した。

 大会は3つのグループに分かれての予選リーグ、決勝トーナメントで白熱戦が展開された。

各試合で白熱戦が展開された

 開会式でのグループ分け抽選会の結果、グループAは、前回大会優勝のKyc愛知、神奈川コリアナFC、Kyc埼玉4・6という前回大会とまったく同じ顔合わせとなり、注目が集まった。

 グループAの初戦、優勝候補の呼び声高かった愛知を神奈川が4−1で圧倒したが、続く試合では埼玉が神奈川に4−1で完勝。埼玉と愛知は0−0で引き分け、前回大会予選で連敗した埼玉が、今大会では「死のグループ」を1位通過した。

 決勝トーナメントには、各グループ1位の埼玉、東北Kyc(グループB)、岡山ピンナラFC(グループC)と、ワイルドカードとしてグループC2位の東京第5青商会サッカー部が駒を進めた。

 抽選の結果、準決勝第1試合はグループリーグで熱戦を繰り広げた岡山と東京第5が対戦。PKにもつれ込んだ試合を東京第5が制し、予選リーグでの雪辱を果たした。

 第2試合では、埼玉が試合終了間際の劇的なゴールで東北を破り、決勝に名乗りをあげた。

 埼玉と東京第5の決勝は、試合開始から東京第5が圧倒。前半10分過ぎに先制すると、後半にも2得点し、3−0で初優勝を飾った。

 東京第5の鄭仁洙主将(36)は、「みんなで声を出しあって雰囲気を上げて試合に臨んだ。(優勝できたのは)毎週のように行ってきた練習の賜物」だと喜びを語った。

 大会実行委員長を務めた青商会中央の洪竜守副会長(40)は、「みんなが楽しんでいた。決勝トーナメントはとりわけハイレベルな試合だった。また、試合や初日夜の宴会を通じて、親ぼくを深めることができた」と振り返った。

 洪副会長はまた、「青商会は人が集まることがまずは大切。一人ひとりの小さな力が集まってこそ、大きなものになる」と述べた。(鄭茂憲記者)

【大会成績】

 @東京第5青商会サッカー部AKyc埼玉4・6B岡山ピンナラFC

[朝鮮新報 2009.11.4]