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「興! 2009 東京ウリ女性体育祭」に300人 同胞女性の力をひとつに

東京オモニ会対抗ビーチボールバレー大会を制した東京第5初中オモニ会

 朝鮮建国61周年記念「興(フン)! 2009 東京ウリ女性体育祭」(主催=女性同盟東京都本部)が9月13日、東京朝鮮文化会館で行われた。

 バレーボール大会(第33回東京オモニバレーボール大会)とスポーツレクリエーションの要素が濃いビーチボールバレー大会(第1回女性同盟支部対抗ビーチボールバレー大会とオモニ会対抗ビーチボールバレー大会)が同時に行われた体育祭には、支部とオモニ会の選手らと応援団、関係者ら300余人が参加した。

 体育祭実行委員会は、女性同盟東京都本部の金順徳委員長をはじめ、運営事務局、本部副委員長、各支部委員長、東京オモニ会連絡会、オモニ会会長らで構成された。

 バレーボール大会には、サークル活動を通じ技術を磨いてきた大田、荒川、中央・江東の3チームとシニアチームが参加。中央大会でも健闘した大田チームが決勝戦で荒川を下し、優勝旗を手にした。

 初開催のビーチボールバレー大会は、昨年に初開催したオモニ会対抗バレーボール大会が好評だったこともあり、支部からも出場したいという要望に沿って催された。

 30代から60代までの幅広い年齢層の選手らが参加した支部対抗戦決勝では、文千(文京・千代田)と板橋が一進一退の攻防戦を展開。この日のために14人の選手を確保し、準備万端で臨んだという文千が板橋を下し、初代王者となった。豊島、足立がそれぞれ3位となった。

大会参加者ら

 続いて行われた第2回オモニ会対抗ビーチボールバレー大会は、出場の募集から当日の運営まで体育祭実行委員を務めた連絡会事務局と各オモニ会会長、代表らが受け持った。

 それぞれのオモニ会の「名誉をかけた戦い」は、観衆の注目を集めた。

 20代から40代までの選手が参加した7校のオモニ会による熾烈なトーナメント戦では、東京朝鮮第5初中級学校と東京朝鮮第6初級学校のオモニ会が強敵を下し決勝に進んだ。決勝は1点を奪い合う展開となったほか、関係者や子どもたちの応援合戦も見られた。

 接戦を制したのは東京第5オモニ会で、昨年に続いて2連覇を達成した。東京朝鮮第1初中級学校、東京朝鮮第4初中級学校がそれぞれ3位となった。

 また、幼稚班の子どもを含む大応援団を結成した東京第1と女性同盟豊島支部に「応援賞」が授与された。

 一方、女性同盟本部では体育祭開催を記念し、東京中高高級部バレーボール部とバスケットボール部に備品をプレゼントした。

 参加者らはこの日、選手も観衆も感動できるいい一日だったと満足げに感想を述べた。

 女性同盟本部では今後、体育祭を成功裏に終えた経験を基に支部、オモニ会をはじめとする同胞女性らの力をひとつにしていく決意を新たにしている。【女性同盟東京都本部】

[朝鮮新報 2009.10.14]