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プロ修斗・朴光哲選手 タイトル獲得ならず

 在日同胞プロ格闘家の朴光哲選手(KRAZY BEE所属)が9月22日、東京・後楽園ホールで行われたプロフェッショナル修斗「REVOLUTIONARY EXCHENGES 2」のメインイベントに出場(写真)。環太平洋ウェルター級王者の遠藤雄介選手(GOKITA GYM所属、世界2位)に挑んだが、1R3分17秒、スリーパーホールドを決められ一本負けした。

 試合序盤、朴選手は果敢に打撃に打って出たが、フックをかいくぐられ遠藤選手に背後を奪われた。そして、そのままグラウンドで背後から打撃と締め技を受け続け脱出できず、最後は首を決められた。

 朴選手は「調子は良かったのに…応援してくれた人に申し訳ない」と悔しさをにじませながら語った。

 両者は1月にノンタイトルで対戦し引き分けた。終始、寝技の攻防だったため、「次は打撃戦」に期待が集まった。だが、勝った王者さえも「まさか」と予期せぬ試合展開に関係者も驚いた。

 朴選手の応援に駆けつけた同級生は「隙や油断があったのかもしれない。残念だ」と肩を落とした。ある関係者は「気持ちを切り替えて次のチャンスを狙ってほしい」と語った。

[朝鮮新報 2009.9.30]