スピーチする最高齢参加者の李斗鎬氏

　神戸朝鮮高級学校創立６０周年記念チャリティーゴルフコンペが３日、北六甲CCで行われた。コンペは学校創立６０周年記念行事の一環として同実行委員会が主催したもの。卒業期ごとの同窓会、総連本部、支部、各団体、機関が後援した。兵庫ひまわり信用組合、兵庫県商工会と各地域商工会をはじめ、多くの企業、個人からの協賛もあった。

　コンペには３６組、１３５人の同胞、卒業生、日本市民らが参加した。

　プレー終了後、大会責任者の実行委員会・崔英俊副委員長の司会で、表彰式、食事会が行われた。

　兵庫県商工会・金承鎬会長が乾杯の音頭をとった。

　実行委員会・李政史委員長があいさつし、「政治的にも、経済的にも諸問題が山積みでいろいろと大変な中、母校の発展と生徒たちを思う多くの人々の熱意でゴルフコンペは大盛況だった。引き続き６０周年記念行事を盛り上げていこう」と呼びかけた。

　この日集まったチャリティー金が神戸朝高・黄成鶴校長に手渡された。

　また、最高齢参加者の李斗鎬氏（85）に記念品が贈呈された。

　李斗鎬氏は、「朝高６０周年は本当に喜ばしいこと。これからも元気でもっと協力していきたい」と発言。会場からは大きな拍手が沸き起こった。

　創立６０周年記念同胞大祝典は１０月１１日に開催される。【神戸朝高】

［朝鮮新報 2009.8.12］