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第31回コマチュック大会 大会を振り返って

ポンドリ応援賞を受賞した埼玉の同胞と選手たち

 在日本朝鮮人蹴球協会関係者は今大会の大きな特徴を、11人制1部で実力が拮抗していたことと指摘する。PK戦が多かったことがそれを物語っている。8人制は優勝を狙うチームと育成目的のチーム間の意識の差が目立ったという。

 戦術的な課題として、基礎練習の強化、1対1での勝負強さ、パスワークからフィニッシュにまで持っていく技術の向上などを指摘した。

 一方、医療班(柔整師の張雄鐘・在日本朝鮮人大阪府蹴球協会理事長、鍼灸師の張齢鐘氏)によると、ここ数年の傾向として、体のコンディションが十分に整っていないという。各校関係者に、熱中症を起こさないような研究もしてもらいたいと指摘する。とくに今大会は、小さなケガが多かった。その原因について、全体的に体が硬くリズム感が悪いためで、サッカー以外にも多様な体育指導をし、体作りに力を注いでもらいたいと語った。

【大会成績】

 11人制(1部) @東大阪A埼玉B尼崎C大阪第4

 8人制(1部) @大阪福島A愛知第7・豊橋合同B川崎C四日市

 ポンドリ応援賞 尼崎、埼玉、大阪福島

 ※結果の詳細は在日本朝鮮人蹴球協会のHP(http://www.ksaj.gr.jp/index.html)で、大会の映像は「エルファネット」(http://www.elufa.net/)で見ることができる。

[朝鮮新報 2009.8.12]