top_rogo.gif (16396 bytes)

伊丹で高麗杯サッカー大会 愛知が優勝

白熱戦を展開した大会参加者ら

 第12回高麗杯サッカーフェスティバル(30代以上の同胞、朝鮮学校学父母らが対象)が6月28日、兵庫県伊丹市の猪名川河川敷グラウンドで行われ、選手、応援団ら200余人が参加した。

 大会では伊丹高麗から2チーム、近隣の府県から5チーム(大阪2、愛知2、奈良1)、昨年に続き出場したFCソウル選抜を含め計8チームが白熱戦を展開した。結果、1部で愛知が優勝、伊丹高麗Aが準優勝した。2部ではFCソウル選抜が優勝、大阪ムジゲが準優勝となった。

 試合後、参加者らは焼肉をほおばりながら親睦を深めた。また、大会前日にはFCソウル選抜のメンバー全員が伊丹朝鮮初級学校を訪れ、歓迎会が行われた。歓迎会では学校長のあいさつ、舞踊部生徒の公演、サッカーリフティングのパフォーマンスなどがあった。 統一旗を描いたTシャツが全校生徒に贈られたほか、オモニたちが丹精込めて作った朝鮮料理も振舞われた。

 FCソウル選抜のメンバーらは、「3、4、5世になっても異国で民族教育を実施し、朝鮮の言葉と文字、歴史と文化が代を継いで受け継がれている。帰ったら広く知らせたい」と異口同音に語った。【伊丹分局】

[朝鮮新報 2009.7.22]