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朝鮮のW杯出場決定に酔う 新潟で祝賀会

祝賀会に参加した新潟の同胞ら

 サッカー朝鮮代表が44年ぶり2度目のW杯出場を決め、朝鮮の人々とともに在日同胞も歓喜に湧いているなか、6月30日、新潟朝鮮初中級学校で祝賀会が催された。祝賀会には、総連新潟県本部の李主R委員長、在日本朝鮮人蹴球協会の文章弘会長をはじめとする県下同胞ら50余人が参加した。

 祝賀会では、朝鮮代表の金光浩コーチ(在日本朝鮮人蹴球協会副会長)がW杯出場の意義などについて報告。つづいて試合の映像が流された。

 祝賀会は、新潟サッカー部・朴成仁主将の司会でスタート。「こんなにも多く集まった同胞の、熱い思いを感じている」と述べた。

 熱気ある会場で、文章弘会長は「44年ぶりの感激を分かち合うということが、どれほどうれしいことだろうか。歴史的快挙に寄与した蹴球協会の責任者として、今後も国と民族の繁栄、そして本大会での勝利のため、まい進していきたい」と語った。

 1966年のW杯イングランド大会でベスト8となり、歴史に名を残したときから今日までの朝鮮代表チームの道のりについて熱心に説明した金光浩コーチは、安英学、鄭大世選手らの活躍と役割、エピソード、今後の課題と展望などについて話した。

 この日、参加者代表は文会長、金副会長に激励の意を込めて花束を贈呈した。

2部祝賀宴では、新潟蹴球団(当時)の前団長である李達植さんが祝杯をあげた。【新潟支局】

[朝鮮新報 2009.7.22]