イプニカップを獲得した西神戸初級

　第１７回イプニカップ近畿地方初級部女子バレーボール大会が６月１３〜１４日、兵庫県立総合体育館で行われた。泉州と西大阪による「強盛」合同チームを含む近畿地方１５の初級学校が参加した。

　初日、予選リーグを勝ち抜き１部進出を果たしたのは、西神戸、尼崎、西播、神戸、生野、東大阪、「強盛」合同となった。

　２日目、決勝進出をかけた試合では、好プレーが続出した。ほとんどの試合が最終セットまでもつれこみ、両者一歩も引かない攻防戦が繰り広げられた。

　決勝に進出したのは、西神戸と尼崎。白熱戦の結果、西神戸が２−１で勝ち、優勝した。西播と「強盛」合同による３位決定戦では、西播が２−０で「強盛」を下した。

　２部では、大阪福島が優勝した。

　「イプニ賞」（最優秀選手賞）には西神戸の李潤選手（初６）が選ばれ、優秀選手賞も発表された。

　今大会で見せたコマ選手たちの活躍、そして厳しい情勢のなかでも力強く育つ朝鮮学校生徒の気質は、観覧に訪れたたくさんの同胞に勇気と力を与えていた。【在日本朝鮮人大阪府排球協会】

［朝鮮新報 2009.7.8］