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東京で関東地方囲碁大会 同胞愛好家40余人で盛況

 在日本朝鮮人体育連合会結成55周年を記念する在日本朝鮮人関東地方囲碁大会が6月20日、東京・上野の金剛会館で行われた(写真、主催=在日本朝鮮人囲碁協会、在日本朝鮮人東京囲碁協会)。

 東京、神奈川、西東京、千葉、埼玉など関東地方の同胞囲碁愛好家40余人が参加した。

 主催者を代表してあいさつをした東京囲碁協会の金文銓会長は、昨年11月の関東地方囲碁団体戦に続いて今大会も多くの参加者のもとで開催できたとしながら、開催のため尽力した各地域の囲碁協会役員、関係者に謝意を表した。

 競技の途中、会場には在日同胞プロ棋士の宋光復さん(日本棋院九段)が訪れ、関係者らを激励。大会開催に花を添えた。

 熱戦の末、高段の部では東京の李文炯さん、有段の部では西東京の金基次さん、段および級の部では西東京の鄭淵沼さんがそれぞれ優勝した。閉会式では成績が発表され3位までの入賞者に賞品が授与された。

 続いて小宴が行われた。

 各地方協会の責任者らが、活発に繰り広げている自らの協会活動について報告した。また、各部門優勝者が発言。鄭淵沼さんは、「家にいると話し相手もいない。このような機会があればまた参加したい」と語った。金基次さんは、「最近、棋力が上がらず落ち込んでいたが、努力の結果が今日あらわれた」と満足そうに話した。

 囲碁協会では、昨年に続いて今年の11月末に関東地方囲碁団体戦大会を開催する予定だ。(姜)

【大会成績】 高段の部(5段以上)@李文炯(東京)A金鉉奎(東京)B李福権(東京)、有段の部(3、4段)@金基次(西東京)A兪英植(千葉)B趙欣俊(神奈川)、段級の部(1、2段および級)@鄭淵沼(西東京)A張敬守(埼玉)B李善民(埼玉)

[朝鮮新報 2009.7.1]