在日ウリ将棋協会がワンコリア朝・日親善大会を主催 |
10年間で15回の大会 幅広い同胞集う場
第15回ワンコリア朝・日親善ウリ将棋大会が10日、京都の東光寺で行われた。総連京都府本部の金学福委員長と在日ウリ将棋協会の鄭源讃会長をはじめ愛好家と同胞20余人が参加した。会場には、東京から夜行バスを乗ってきた同胞、大阪、兵庫からの同胞、日本人愛好家の姿も見られた。 大会では熱戦が繰り広げられ、結果、李公旭氏が優勝し、拍手喝采のなか金一封を手にした。 続いて在日ウリ将棋協会の臨時総会があった。 臨時総会ではまず、協会結成から10年の間に15回の大会を続けてこれたのは、愛好家と熱心な同胞の積極的な支援と協力によるものだったということを確認した。 また、今後の課題として、愛好家が技量を高めるために講師を招請し勉強会を催すこと、将棋を指す世代が減少傾向にあるなかでも朝鮮学校生徒をはじめとする新しい世代のなかに朝鮮将棋を積極的に奨励していくことを指摘した。 そして、「継続は力なり」の言葉通り、今後も朝鮮将棋大会を継続していくことが確認された。 臨時総会では、過去10年間にわたり朝鮮将棋を広く普及し大会成功のため尽力してきた鄭源讃会長を名誉会長に、朴健治氏を新会長に選出した。 一方、大会は朝鮮の民俗的な遊びである朝鮮将棋の普及に努めることで、「トンポアイネット拡大21」につながるとても良い契機となっている。【京都支局】 [朝鮮新報 2009.5.18] |