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第19回兵庫県朝鮮人バレーボールカーニバル 朝青支部から初参加

 第19回兵庫県朝鮮人バレーボールカーニバルが昨年12月21日、兵庫県の尼崎市記念公園総合体育館で行われた。

 今年で19回を数えた大会には、初級部6校、中級部3校、オモニバレーボール部5チーム、そして朝青女子バレーボール部7チームが熱戦を繰り広げ、選手、観客ら約500人が参加した。

約500人が参加したバレーボールカーニバル

 初中級部部門で選手らは日ごろの練習成果を発揮、ラリーが継続されるなど好ゲームが展開された。

 初級部部門で注目されたのは決勝戦だった。選手らは得点するごとに全身で喜びを表現した。外しても互いが言葉を掛け合い激励し、雰囲気を盛り上げようとする姿は、観客を魅了していた。結果、西神戸朝鮮初級学校が優勝した。

 中級部部門では、中央大会優勝校である西播朝鮮初中級学校が優勝した。

 オモニバレーボール部部門は手に汗握る試合が多かった。昨年優勝の姫路西オモニバレーボール部が団結力と粘りあるプレーを見せ2連覇した。

 今大会に初出場した朝青バレーボール部の試合でも熾烈な戦いが繰り広げられた。優勝したポジョゲチーム(伊丹、川西、宝塚支部合同)は、日ごろから計画的な練習を積んできた。青商会との練習試合で交流を深めるなど支部サークルを通じ朝青活動を活発に展開している。このような日常的な努力が実を結び優勝した。

 朝青兵庫では各支部ごとにひとつ以上のサークルを運営し広範な地域朝青員を網羅しており、今年(2008年)の在日本朝鮮人排球選手権大会で優勝した兵庫女子排球団の団員らも全員が支部のバレーボール部に属している。

 今年は20回目の開催となる。第20回大会は同体育館で12月20日に行われる予定だ。【在日本朝鮮人排球協会】

[朝鮮新報 2009.1.7]