金剛山歌劇団特別公演から 会場の声 |
同胞の底力と誇り感じた どんなときも楽しく 「金剛山歌劇団と東京シティ・フィルとの共演を観るのは今回が初めて。現在、学校の民族管弦楽部に所属しているので興味を持って観にきた。 民族的な曲目と洋楽器による演奏が見事なハーモニーをかもしだしていた。とくに印象深かった作品は『ブランコに乗る乙女』。出演者らが皆楽しそうに演奏する姿に心惹かれた。今後どんな時でも楽しみながら部活動に励みたい。また朝鮮音楽の民族性を大切にできたらと思う」(趙孝哲さん 東京中高・高3) プロと同じ舞台に 「今回、合唱団の一員として公演に参加した。高校時代から吹奏楽部で練習に励んできたが、金剛山歌劇団俳優たちと同じ舞台に立ててとても嬉かった。 また、朝鮮と在日同胞をとりまく情勢の厳しい現在、東京のど真ん中でウリノレ(朝鮮の歌)を歌えるということに、在日同胞の底力と誇りを感じた。こうした経験を生かし今後も地域の青朝活動に寄与していきたい」(申剛秀さん 朝鮮大学校政治経済学部4年) 草の根交流大切に 「昨年も観にきたが今年の曲目もどれも素晴らしかった。とくに交響曲『花を売る乙女』は、とても感動的だった。 この日来場した多くの日本人と、こうした作品を共に観覧しているということに意義があると思う。朝・日の草の根交流が大切だと感じた」(呉永鎬さん 東京都在住・25) 民族性あふれる公演 「朝・日関係が悪化するなかで、このような民族性あふれる公演が行われたということに感動した。また、176人の合唱団による『チョンサン里に豊年が来た』の迫力には圧倒された。ぜひもう一度観たい」(匿名 東京都在住 43・女性)(來) [朝鮮新報 2009.12.25] |