top_rogo.gif (16396 bytes)

2009クリム(丘林)展 東京で21人、40作品展示

朝鮮の風景など豊かに表現

展示作品を観る人たち

 在日同胞美術家と愛好家たちによる美術展「2009クリム(丘林)展」(主催=在日本朝鮮文学芸術家同盟美術部東京支部)が7〜13日、東京・銀座のギャラリーくぼたで開催された。

 「クリム展」は、在日同胞作家たちとその作品を世に知らせ、在日朝鮮美術運動の発展と新人育成のために1993年から開催されてきた。05年からは2年に1度のペースで開催されている。

 「クリム」の名には、祖国・朝鮮を表す「青丘」の意が込められている。

 会場には、「市場」(洪永佑)、「牛の市」(高三権)、「厳冬の白頭山」(崔光徳)、「痛憤−南大門火災」(韓東輝)、「王仁塚の桜」(尹光子)、「祈願−菩提薩座(ポリサルタ)」(朴正文)、など21人の作家・愛好家が手がけた朝鮮画、油彩、水彩画、水墨画、パステル画、CG、陶磁器など40点が展示された。

 金任鎬・文芸同東京美術部長は、「2年ぶりの開催となった今回の展示会には、20代〜70代まで幅広い年齢層の作家たちが出品した。今後は若手の参加をいっそう強く呼びかけたい」と話した。(文=金潤順、写真=盧琴順記者)

[朝鮮新報 2009.12.11]