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ミュージカル「明成皇后」上演

ミュージカルの一場面

 県民らでつくる「明成皇后を考える会」は、10月8日に熊本学園大学で上演されたミュージカル「明成皇后」特別ハイライト公演の後援団体に名を連ね、公演の成功に尽力した。実行委員会には「公演を交流のきっかけに」との思いで市民が参加した。当日は、700席の会場が立ち見客で埋まるほど盛況だった。

 加藤清正が「英雄」であるこの地では、日本が「悪者」になることはなかった。それだけに「韓流」ブームの流れで訪れた観客には衝撃的な内容だったという声もあった。

 公演関係者は「明成皇后殺害犯48人のうち21人が熊本出身。この地で上演した意義は大きい。和解と友好につなげる足がかりにしたい」と語った。

[朝鮮新報 2009.11.2]