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開城で「駱駝橋」遺跡を発掘

 8月29日発朝鮮中央通信によると、朝鮮で高麗時代の橋の遺跡の中でも最も早い時期に建設された「駱駝橋」遺跡が発掘された。

 開城市の冠訓洞と保善洞の間を流れる「オ川」と呼ばれる小さな川に架けられていた「駱駝橋」は、全長30メートル、幅6メートル、高さ1.7メートルほどの柱・梁式構造の石橋であった。

 1935年に日本が礎石と柱石をはじめ橋の部材を破壊した。

 今回、壊れた礎石4個と柱石1個、壊れた梁石が1個、川床に敷かれていた礎石の支石が発掘された。

 一方、高麗時代の象嵌磁器、李朝時代の粉装磁器のかけらと金くぎも出土した。

 同通信は、1千余年前に建設された「駱駝橋」遺跡は、高麗初期の橋梁建築技術を研究するうえで重要な意義を持つだけでなく、朝鮮人民の石の加工技術と高い橋梁建築技術を示していると指摘した。

[朝鮮新報 2009.9.4]