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マッコルリ製造の権威

文繍食堂の発酵技師 ソン・クムヒさん

 平壌市大同江区域にある文繍食堂で発酵技師として働く34歳。マッコルリの伝統製法に改良を加え、20日あまりも要していた従来の製造期間を3分の1に短縮することに成功した。

 ソンさんの作るマッコルリは牛乳のように白く、味は酸味と甘味のバランスがよくて、さっぱりとした口当たりが特徴。

 文繍食堂のマッコルリは市民の中で大変な人気を博していて、駐朝大使館員の間でも好評だという。また、平壌で行われたいくつものコンテストで毎回高い評価を受けている。

 メディアにも取り上げられた。他店の関係者や一般家庭の主婦など、マッコルリの製造技術を学ぼうとする人びとが食堂を訪れることもあるという。

 自分が作ったマッコルリを人びとがおいしそうに飲む姿を見るのが「もっともやりがいを感じる瞬間」だと語った。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.8.10]