デザイナーの感覚大事に |
万寿台創作社金属工芸創作団団長 キム・キョンリョプさん デザイナーでありながら、会社経営者としてもらつ腕を振るう。本職は貴金属デザイナー。所属する金属工芸創作団で作られた製品の対外販売を担当する万寿台ウィンド社の社長に抜擢されて10年になる。 同社ではネックレス、イヤリング、指輪、ブレスレットなどさまざまな女性用貴金属装飾品を扱っている。アジア、アフリカをはじめ海外でも販売されており、評価は高い。 平壌美術大学金属工芸学部を卒業後、万寿台創作社に入社。社内で頭角を現し、37歳で金属工芸創作団の団長に抜擢された。 現在の道に進んだのは金属工芸士だった父親の影響が大きかったという。 「企業家よりもデザイナーとしての感覚を大事にして仕事をしている」とキムさん。「対外販売での成功は自社の製品に対する評価」だと自負している。【平壌支局】 [朝鮮新報 2009.7.27] |