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文芸同結成50周年記念大会 民族文学芸術運動の半世紀祝う

大会では文芸同中央の金正守委員長が50年の歩みを振り返り、記念報告した

 在日本朝鮮文学芸術家同盟(文芸同)結成50周年記念大会が6日、東京都文京区の朝鮮出版会館で行われた。

 文芸同結成50周年に際して、朝鮮の功勲芸術家と功勲俳優の称号を在日同胞芸術家たちに授与する通達があったことが伝えられた。

 参加者たちは、在日同胞作家、芸術家たちに対する祖国の温かい配慮に感謝し、実りある創作成果をもって応えていく決意を新たにした。

 大会には、総連中央・「益柱副議長兼民族圏委員会委員長をはじめ文芸同中央・金正守委員長、金剛山歌劇団・李龍秀団長、文芸同傘下の作家・芸術家らが参加した。

 大会では、朝鮮文学芸術家総同盟中央委員会と朝鮮芸術交流協会から送られてきた祝電と、朝鮮の文学芸術団体と作家・芸術家たちから寄せられた祝賀メッセージのビデオが紹介された。

 「副議長があいさつに立ち、「強盛大国の門が開かれる2012年に向けて在日朝鮮人運動の新たな全盛期を開いていくことをめざす第2回総連支部活動家大会を目前に控え、文芸同50周年を意義深く迎えている」と述べ、文芸同の同盟員らと作家・芸術家たちが、新しい時代の在日朝鮮人運動とともに総連の文学芸術の新たな道を開いていってくれることに期待を示した。

 引き続き金正守委員長が記念報告をした。

 金委員長は、文芸同結成50年の歩みを感慨深く振り返り、日本の反朝鮮、反総連、反朝鮮人弾圧策動が悪辣に敢行される厳しく複雑な情勢と環境の中で、文芸同が主体性と民族性を堅持しながら、祖国愛、民族愛を抱いて、同胞たちのニーズに合った民族文学芸術運動を展開してきたと話した。そして、2012年をめざして、総連文学芸術の新たな展望を開いていくとの決意を示した。

 大会では、総連記録映画「大音楽舞踊叙事詩『祖国の陽光の下』」(中等教育実施20周年記念公演)が上映された。

 また、大会参加者に10年ぶりに復刊された文芸同機関誌「文学芸術」が配布された。

[朝鮮新報 2009.6.10]