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虎の絵創作に一生捧げる

中央美術創作社画家 リム・パさん

 「虎画家」の異名をもつ。

 これまで、朝鮮虎をモチーフにして創作した作品は1000点を超える。

 人物画や風景画に比重を置いていたリムさんが「朝鮮虎」を自身の創作テーマに設定したのは、画家という職業に就いてから10年後のことだ。ある歴史本を読んだのがきっかけだったという。

 「朝鮮で虎は『勇猛』の象徴。非常に魅力を感じた」。朝鮮虎の「気概」と「勇猛さ」を表現するため中央動物園に通うこと数百回。

 これまで、3点が国宝に指定され、国内外の展覧会でも常に高い評価を得ている。しかし、「まだ朝鮮虎のすべてを表現しきれる水準にいたっていない」と謙虚に語る。

 「虎作品の創作に一生を捧げていきたい」と意欲を燃やす。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.2.17]