科協メンバーとして教壇に |
首都大学東京大学院 金景順さん 昨年11月、母校の東京朝鮮中高級学校で高1を対象に行われた、在日本朝鮮人科学技術協会(科協)の特別講演に講師として招かれた。首都大学東京大学院分子遺伝学研究室博士前期課程2年次在学中。 講演では東京第1初中、東京中高、朝大理工学部生物学科そして首都大学の大学院へと、自身の人生経路を辿りながら、その時々の将来の夢について生徒たちに語りかけた。生徒の感想文には、「自分が足りない、わからないと思ったことに徹底的に取り組む姿勢に驚き、私も物事に興味を持って、集中力と忍耐力を育てて行きたい。生物学の話は難しかったけど、私たちの生活の中にはたくさんの先達の研究の成果が生かされていることを知った」というものもあり、金さんを喜ばせていた。彼女と科協との出会いも高1の時の特別講演だったという。(潤) [朝鮮新報 2009.1.19] |