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FAO総会で朝鮮代表 「世界食糧安全保障に寄与する」

 国連食糧農業機関(FAO)第36回総会に参加した朝鮮代表団団長は20日、朝鮮政府は自主、平和、親善の対外政策の理念に基づいて今後もFAOとすべての加盟国との友好・協力関係をいっそう強化、発展させ、世界の食糧安全保障のための国際的な努力に積極的に寄与するであろうと強調した。

 団長は、FAOは何よりも食糧危機、金融経済危機に対処して持続的な農業の発展を遂げるための国際的な環境を整えることに優先的な力を入れるべきだと強調した。

 また、FAOは加盟諸国が自国の実状に即して農業の戦略と政策を立て、農業生産力をいっそう高めるための社会経済的環境を整えることに当然の関心を払うべきであると述べた。

 さらに、FAOは発展途上諸国の農産物が国際市場に支障なく進出できるようにするための環境をつくる一方、先進諸国が国際的に宣布した協力公約を誠実に履行するよう積極的な措置を取るべきだと主張した。

[朝鮮新報 2009.11.27]