〈論調〉 米の「人権」攻勢の阻止を |
米国が自らのおびただしい人権問題は棚に上げて他国の人権状況について中傷しているのには、人権問題を口実に他国、他民族を支配、統治しようとする陰険な下心が潜んでいる。 米国の支配的な地位は急速に崩れていき、古い時代の遺物である強権がもはや通じなくなったこんにち、彼らはより狡猾で悪質な手法で世界に対する支配の野望を実現しようとあらゆる手段と方法を尽くしている。 その一つがまさに「人権」攻勢である。 米国は、世界が認めもしない「国際人権裁判官」として振る舞って他国の人権状況について中傷し、不純な目的を追求している。 こんにち、米国は世界支配の野望の実現に目的を置いて、他国に対する人権攻勢をいっそう強化している。 その主な矛先は、自分らが潜在的な競争相手と見なす国々、反帝自主の立場が強い国々に向けられている。 彼らはこれらの国の人権問題をでっち上げて国際化し、自らの支配主義の目的の実現に利用しようとしている。 米国が自身の境遇に反して他国の人権問題についてうんぬんするのは、これらの国の自主的発展を抑え、支配主義の目的を達成するための術策である。 米国が真に人権問題に関心があるならば、当然、他国の自主権を尊重し、内政干渉行為をしてはならない。(労働新聞10月28日付論説) [朝鮮新報 2009.11.4] |