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金日成主席生誕100周年記念 日本準備委員会が発足

 金日成主席生誕100周年記念日本準備委員会が結成された。結成の集いが10月24日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で行われた(写真)。

 日本の各界の友好・親善団体、チュチェ思想研究組織の代表らが出席した。

 同委員会は、主席生誕100周年を迎えるとともに朝鮮が強盛大国の扉を開く年と定めた2012年を祝い、一日も早い朝鮮の自主的平和統一と朝・日国交正常化に向けた取り組みを進めるという趣旨の下で発足した。

 集会では、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会の清水澄子代表が、主催者である日本準備委員会結成準備事務局を代表してあいさつした。

 清水氏は金日成主席の生涯と、主席とのゆかりについて回顧しながら、日朝国交正常化と朝鮮の自主的平和統一実現のための運動を積極的に推し進めて、2012年を誇らしく迎えようと述べた。

 総連中央の徐忠彦国際統一局長が朝鮮の対外文化連絡協会から送られてきた祝電を紹介した後、南昇祐副議長が来ひんのあいさつを行った。

 南副議長は、主席生誕100周年を輝かせるために強盛大国建設にまい進する朝鮮の国内の雰囲気を紹介した。また、この日の集会が、主席が願った強盛大国と祖国の自主的平和統一、そして朝・日国交正常化の実現に向けた新たな出発点になることを願うと述べた。

 一方、集会では準備委員会の役員選出も行われた。同委員会の委員長として清水澄子氏が選ばれた。

 同委員会は2012年に向けて、さまざまな活動を計画している。

 この日の集会では、太陽節(金日成主席の生誕日)に際した写真展示会やビデオ上映会、主席と縁のある人物の体験をまとめた回顧録の出版などの活動のほかに、2012年4月に大型の訪朝団を派遣する計画も発表された。

 昨年8月、スウェーデンで結成された北欧準備委員会を皮切りに、100周年記念準備委員会結成の動きは世界各地に広がっている。今回の日本委員会結成は46番目となった。(李相英記者)

[朝鮮新報 2009.10.30]