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6.15、10.4宣言固守・実践海外同胞大会 芸術公演に在米同胞出演

「家族のような親しさ」 「大きな拍手に感謝」

チェロの演奏を披露するリ・トンウさん

 海外同胞大会の2部では海外同胞が出演する芸術公演が行われ、6.15共同宣言実践米国委員会のリ・ジュンム共同委員長を団長とする在米同胞芸術団も参加した。

 リ団長は「在日同胞がわれわれを温かく受け入れ、大きな拍手と声援をおくってくれたことに感謝する。大会を通じて団結した力の威力を再確認した」と述べた。

 ニューヨークで「于勒交響楽団」を主宰する同氏は、6.15共同宣言発表を記念して毎年、コンサートを開催している。96年からは平壌で開催されている「4月の春親善芸術祭典」にも参加している。 

 公演ではソプラノ歌手のリ・ソンジャさんが「春を迎える娘(봄맞이 처녀)」「ハトよ、飛べ(비둘기야 날아라)」、チェリストのリ・トンウさんが「願い(축원)」を披露した。

 今回、初めて在日同胞の前で演奏したというリ・トンウさんは「素晴らしいひとときだった。在日同胞の前で演奏したのは初めてだったが、家族のような親しさを覚えた。今後もこのような機会をもちたい」と語った。

 リ・ジュンムさんは、今後も海外同胞たちとの芸術交流を深めていきたいと意気込みを語る。とくに在日同胞たちが歌や踊り、楽器など民族の文化を継承しその教育に力を注いでいることに敬意を示した。そして、「海外同胞は力のある存在だ。今回のような団結力を今後の活動の推進力にしていきたい。いずれは海外同胞らの芸術団も結成したい」と語った。(陽)

[朝鮮新報 2009.10.23]