安全保障、関係正常化 カーター元大統領が強調
CNNによると、米国のジミー・カーター元大統領は16日、二国間接触による米朝関係改善など両国の関係正常化問題について述べた。
米国・アトランタのエモリー大学で行われた講演で発言したカーター元大統領は、ブッシュ前大統領の対朝鮮政策を非難した。同氏は、金日成主席との会談(1994年6月)、朝米基本合意文調印(同年10月)などについて触れ、ブッシュ政権が朝鮮を「悪の枢軸」に指定したため朝鮮半島核問題はさらに悪化したと指摘した。
カーター元大統領は今後の朝米関係について、米国の高官が朝鮮の高官と会談し、朝鮮を侵略しないという保証とともに国交正常化に向けて朝鮮側の要求を考慮する姿勢をもつことが望ましいと強調した。
[朝鮮新報 2009.9.24]