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朝中両国で「友好の年」行事 映画上映、武術エキシビジョンなど

 朝鮮と中国は国交樹立60周年にあたる今年を「朝中友好の年」に定め、両国間で多彩な記念行事と交流、協力事業を展開している。今月も関連行事が行われた。

 朝鮮中央通信によると、北京では11〜15日を朝鮮映画上映週間に設定し、朝鮮映画を上映した。開幕式が11日、北京市内の新世紀映画館で行われた。

 中国国家ラジオ映画テレビ総局の副局長と映画関係者、市民が参加した。また、朝鮮側から国会映画委員会副委員長を団長とする朝鮮映画代表団、中国駐在朝鮮大使と大使館員が参加した。

 開幕式で演説した朝鮮側と中国側の代表団団長は、映画上映週間が中国の若者のあいだで朝鮮に対する理解を深め、両国の伝統的な友好関係を強化する新たな活力になるとの確信を表明した。また、両国の最高指導者の関心のもと、映画部門の協力を進展させる決意を表明した。

 この日、参加者は朝鮮映画「花を売る乙女」を鑑賞した。また、期間中には「桔梗の花(도라지꽃)」「ある女学生の日記(한  녀학생의  일기)」「わたしが見た国(내가  본  나라)」などの映画が上映された。

 朝鮮中央通信は、「映画館は超満員となり、観客は大きく感動していた」と報道した。

 一方、平壌では、中国武術示範団のエキシビションが15〜16日、テコンドーパレスで行われた。

 また、朝鮮気象水文局と中国気象局との間の気象科学技術交流・協力に関する第15回会談が15日、北京で行われ、「朝中友好の年」に際して、中国水利省が朝鮮気象水文局に水文観測設備を寄贈する儀式が行われた。

 15日発朝鮮中央通信によると、「朝中友好の年」関連切手が朝鮮で発行された。

 「朝中友好の年」の閉幕式は10月上旬、平壌で開催される。報道によると、中国側から温家宝首相の参加が予定されている。

[朝鮮新報 2009.9.24]