米の反キューバ策動非難、駐朝大使館 愛国者釈放訴え |
駐朝キューバ大使館は10日、記者会見を行い5人のキューバ人を長期間にわって不当に収監している米国を非難した。 記者会見は、米国に収監されている5人のキューバ人に対する国際的連帯月間の開始に際して行われた。 米国の連邦捜査局(FBI)は1998年9月、米・フロリダ州マイアミ在住で現地の極右テロ集団によるキューバ人に対するテロ行為防止活動を繰り広げていた5人のキューバ人を「スパイ」容疑で逮捕した。 5人に対する裁判は2000年に始まり、米司法当局は01年12月、5人に終身刑などの重刑を言い渡した。 同大使館のエンリケ・モントト・クルス1等書記官は会見で、米国に不当に収監されているキューバ愛国者の釈放のための闘いが世界規模で行われていることに言及した。 また、米連邦最高裁判所がキューバ愛国者事件を再審しないと決定したのは、米国の専横をあらためてさらけ出したことになると述べ、愛国者釈放闘争は続くであろうと強調した。 そして、世界のすべての進歩的勢力が今後も米国の反キューバ封鎖策動を糾弾し、キューバ愛国者の釈放のための闘いに積極的な支援を寄せてくれるよう呼び掛けた。 [朝鮮新報 2009.9.16] |