南で第2回「汎国民大会」 「反MB」陣営結集呼びかけ
ソウル駅前広場に結集した「汎国民大会」参加者 [写真=統一ニュース] 南朝鮮メディアの報道によると、「民主、民生回復のための第2回汎国民大会」が19日、ソウル駅前広場で開かれた。
野党4党と市民・社会団体メンバーら2万人(主催者側発表)が参加した。
今回の集会は、6月民主化抗争20周年を迎えて6月10日に行われた第1回大会に続いて開催された。
全国教職員労働組合(全教組)所属の教師4千人をはじめとする集会参加者らは、「メディア悪法を撤回し言論の自由を保障せよ」「非正規職の解雇を中断せよ」「時局宣言に対する弾圧をやめよ」といったスローガンを叫び、李明博政権と与党ハンナラ党を厳しく非難した。
参与連帯の共同代表と韓国進歩連帯の常任代表は、「総体的な危機の中でわれわれは立ち上がるべきだ」と、参加者らに向けて「反李明博」陣営の結集を呼びかけた。
また、野党および市民・社会団体の代表らも、立ち退き住民が警察の弾圧などによって焼死した「竜山惨事」や、労働組合が占拠ストライキを続ける双竜自動車平沢工場に対する公権力投入など、現政権の対応に非難の声を上げた。
なお「汎国民大会」の第1部は、「教師、公務員による時局宣言に対する弾圧を糾弾する時局大会」として行われた。「汎国民大会」に先立って、全教組は同労組所属教師2万8千人が署名した第2回時局宣言を発表した。
[朝鮮新報 2009.7.24]