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〈第12回平壌春季国際商品展覧会〉 初参加の中国GREE社 「さらなる交流拡大を」

 今回の展覧会には例年にも増して多くの中国企業が参加した。

 中でも注目を集めたのが中国珠海格力電器股フェン有限会社(GREE)だ。2006年1月、金正日総書記が訪中時に見学した企業としても知られている。同社が平壌国際商品展覧会に参加するのは今回が初めて。

 1991年に創立された同社の主要生産品はエアコンだ。中国のエアコンメーカーではトップで、世界的にも大手メーカーの一つとして名前が挙がる。

 社員数は約4万人。毎年2500万台のエアコンを生産して、中国国内と国際市場で販売している。

 GREE社は今回、エアコンや扇風機、除湿機、加湿器などを出品した。

 同社のアジア地域総経理は数年前に総書記が自社を訪れた日のことを今でも思い出すという。彼は「朝中友好の年」に平壌展覧会に参加したことについて「大変うれしく思う」と述べ、展覧会参加をきっかけに「今後、合作あるいは技術交流などの形で朝鮮側の企業との経済交流を積極的に進めていきたい」と期待をにじませた。

[朝鮮新報 2009.5.20]