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帰国実現50周年記念報告会 感謝団、在日同胞ら参加

 【平壌発=李泰鎬記者】在日同胞の帰国実現50周年記念中央報告会が15日、平壌の青年中央会館で行われた。

 報告会には、最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長、朝鮮労働党の金仲麟書記、郭範基副総理、各友党委員長、祖国に帰国した公民、総連中央常任委員会の権淳徽顧問を団長とする在日本朝鮮人感謝団、総連の代表団、在日同胞が参加した。

 楊亨燮副委員長は記念報告で、今から50年前の帰国実現は主体的海外同胞運動を大きく転換させた歴史的な出来事であったと強調した。また、在日同胞の帰国が実現したことにより、かつて日本であらゆる民族的受難を強いられてきたわが同胞が祖国で新たな人生を歩むことになったと指摘した。

 祖国では最初の帰国船が清津港(咸鏡北道)に到着した12月16日を「帰国実現記念日」としている。

 この日に際し16日昼、平壌ホテルで在日同胞のための宴会が行われた。

 一方、16日付の各中央紙は、在日同胞の帰国実現50周年を迎えて社説を掲載した。

 また、記念切手(小形シート1種)も発行された。

[朝鮮新報 2009.12.18]