平壌教員講習所が竣工 在カナダ同胞が後援 |
英語とコンピューター再教育
平壌教員講習所が11月12日、楽浪区域に竣工した。 講習所は、朝鮮教育後援基金とカナダ大光投資基金が共同で設立した。 大光投資基金はカナダ・クンピッ教会が設けた民間慈善団体。教会はカナダのトロントに本部を置いている。 大光投資基金は2年前から平壌教員講習所設立事業に参与してきた。講習所は教員らに英語やコンピューターの再教育を実施する施設である。 講習所の建物は5階立てとなっている。最新式コンピューターをそろえた講義室と英語視聴覚講義室、それに寄宿舎、食堂、サウナ、理容室、美容室などが整備されている。 チェ・リャンイル朝鮮教育後援基金会長は竣工式で行った演説で、「講習所は教員たちの英語やコンピューター資質向上に資することによって、学校での英語、コンピューター教育のレベル向上に積極的に寄与するだろう」と指摘した。 続いて、ホ・グァンイル教育省局長とカナダ・クンピッ教会のリム・ヒョンス担任牧師による祝賀演説が行われた。 竣工式では、カナダ大光投資基金に朝鮮教育後援基金の後援証書が授与された。 講習所は小学校、中学校、専門学校、大学の英語、コンピューター教員たちと地方の教授講習所、教員再教育講習所の教員らを受け入れる。定員は一期に80〜100人で年4〜5回の再教育が実施される。 開校は来年4月。現在、カリキュラム作成をはじめ全般的な講習準備が進められている。【平壌支局】 [朝鮮新報 2009.12.2] |