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HVC抗体診断試薬完成 全国の医療機関に導入

 19日発朝鮮中央通信によると、医学科学院医学生物学研究所がC型肝炎ウイルス(HCV)抗体診断試薬HCV−PHAを完成させた。

 遺伝子組み換え技術で作ったこの診断試薬は、C型肝炎ウイルス関連抗原を用いて血液中の抗体を検査するための体外診断用の試薬である。

 患者の血清から分離、精製したウイルスのゲノムを鋳型にして製造された新型の診断試薬は、これまで識別が困難であったC型肝炎ウイルス抗体を科学的に測定することができるという。

 臨床検討の過程で鋭敏度と特異性の側面で高い水準にあることが実証されたこの診断試薬は、全国の保健医療機関に導入された。

[朝鮮新報 2009.11.27]