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労働新聞 「乙巳5条約」は「ペテン文書」

 労働新聞は、「乙巳5条約」(1905年11月17日)ねつ造から104年を迎えた17日付の記事で、同条約は、日帝が武力を発動して強圧的に捏造した「国際的ペテン文書」だとしながら、条約によって朝鮮は亡国の悲運に陥ったと指摘した。

 同紙は、高宗に「条約」の締結を反対された日帝が、強制的に閣議を招集して威嚇と強迫で朝鮮封建政府の大臣たちに賛否を「決定」させ、外部(外務省)の公印を持って自分たちの手で「条約文」に押した事実に触れた。さらに、1963年に国連国際法委員会が国連総会に提出した報告書で、同条約を世界的に強権によってねつ造された無効条約四つのうちのひとつに規定したことに言及した。

 同紙は、日本は過去の自分たちの非道な犯罪を誠実に反省して清算しようとしておらず、むしろそれを回避するため大々的に策動していると非難。それは、わが人民が抱える傷に塩を塗るような二重三重の犯罪行為となると主張した。

 同紙は、日本の反動層が過去の犯罪行為をわい曲し、粉飾する目的は、かつての罪悪を伏せておいて再びその轍を踏もうとするところにあるとしながら、朝鮮人民は、日本の過去の罪悪の代価を代を継いで最後まで受け取ると強調した。

[朝鮮新報 2009.11.24]