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韓徳銖軽工業大 3次元CAD完成

生産現場、教育機関に導入

 韓徳銖平壌軽工業大学で衣服自動設計プログラムの3次元CADを完成させた。

 3次元CADは任意の体型サイズを3次元で再現してデザイナーが作図した衣服設計図をコンピュータ上で立体的に着用させることのできるプログラムだ。

 これまで国内の被服製作で利用されてきた被服CADシステムは、型紙の作成と増減、型紙配列をはじめとする二次元設計システムが主流だった。

 CAD技術の完成は2012年までの国家的な科学技術発展5カ年計画の主要課題の一つとして設定されており、同大学では以前から人体ラインの3次元設計など関連技術の研究に力を注いできた。

 大学情報センターのチョン・ウォンイル室長(31)によると、3次元CADは今後、国内の被服工場をはじめ服飾や紡織の専門教育を行う専門学校や大学などにも導入される。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.11.6]