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光州事件80周で報告会 「外部勢力の支配と干渉に終止符を」

 朝鮮中央通信によると、光州学生事件80周年記念平壌市報告会が2日、青年中央会館で行われた。

 朝鮮最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長と祖国統一民主主義戦線の康蓮鶴議長、祖国平和統一委員会の安京浩書記局長、各大学の総長および学長、市内の勤労者と青年学生が報告会に参加した。

 1929年10月末、光州−羅州間の列車内で日本人学生らが朝鮮の女学生に嫌がらせをして侮辱したことが事件の導火線となった。光州の学生たちは11月3日、いっせいに同盟休学を断行して反日デモを行い、弾圧に動員された日本の軍隊と警察に立ち向かった。この闘争の炎は、瞬く間に平壌とソウル、新義州、咸興、大邱、釜山などいたるところへ拡大した。

 金日成社会主義青年同盟の李勇哲第1書記は記念報告で、光州学生事件は日帝侵略者に対する同胞の積もり積もった怒りとうっぷんの爆発であり、国の独立と民族の自主権を獲得するための大衆を挙げての反日抗争であったと強調した。

 李勇哲第1書記は、光州学生事件から80年の歳月が流れたが、全民族的範囲で外部勢力の支配と干渉に終止符を打ち、自主権を確立するための闘争は続いていると述べ、全同胞は「わが民族同士」の旗印に従って祖国統一の歴史的偉業を成就するため果敢に立ち上がるべきであると強調した。

 一方、3日付の労働新聞は論説で、光州の学生に対する弾圧は、3.1人民蜂起(1919年3月1日)以降に起こった最も大きな大衆弾圧・虐殺事件として、日本帝国主義が掲げた「文化統治」の真の姿を赤裸々に表したと指摘した。

[朝鮮新報 2009.11.6]