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金永南委員長 共同通信社代表団と会見

関係改善、「日本当局の態度いかん」

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は10日、万寿台議事堂で表敬訪問した共同通信社代表団(団長=石川聡社長)と会見した。

 共同通信によると、金永南委員長は会見の席上、「関係改善の展望はあくまで日本当局の態度にかかっている」と述べ、民主党を中心とした日本の次期政権に対し、2002年の朝・日平壌宣言を尊重し「実りある関係」づくりを進めるよう呼び掛けた。

 金永南委員長は、「日本が平壌宣言を重視し、宣言に基づき不幸な過去を誠実に清算しようとするのであれば、両国間で解決できない問題はない」と指摘した。

 さらに、「21世紀になっても近くて遠い関係を打破できないことを残念に思う。われわれは日本当局の不当な敵視政策に反対するのであり、日本の国民は敵ではない」と語った。

 同代表団は8〜12日まで朝鮮を訪問した。

[朝鮮新報 2009.9.14]