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朝鮮日本軍被害者補償対策委 三菱神戸造船所での強制労働報告書

 朝鮮日本軍「慰安婦」・強制連行被害者補償対策委員会は20日、「日本の三菱重工業株式会社神戸造船所で行われた朝鮮人強制連行および強制労働犯罪に対する調査報告書」を発表した。同委員会は、日本の植民地期に強制連行された朝鮮人被害者に関連する42万7129人の名簿に基づき、北側出身者の遺族調査を行っている。

 報告書は、@旧日本政府と大企業が行った朝鮮人強制労働の実態A三菱神戸造船所で行われた強制連行および強制労働犯罪B朝鮮人強制連行および強制労働犯罪の主犯は旧日本政府、共謀者は日本企業の3項目で構成されている。

 @では、神戸造船所に連行された1984人のうちの大部分が当時平安道出身だとの事実を確認したと明らかにした。

 Aでは、被害者の証言を紹介し、4千人あまりの青年が強制連行されたこと、旧日本政府が1939年から組織的に行った朝鮮人強制連行に日本企業が関与したことなどを明らかにした。

 Bでは朝鮮人強制連行および強制労働の責任が旧日本政府のみならず日本の大企業にもあると主張した。

[朝鮮新報 2009.8.24]