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平壌国際建築図書展示会 建築分野で各国と交流

 平壌国際建築図書展示会が3〜5日、平壌市内の人民大学習堂で行われた(写真、朝鮮中央通信=朝鮮通信)。

 展示会は、人類の建築史と世界各国の建築分野に対する知識の普及と理解促進、諸外国の建築関係者との交流、親善を目的に開かれた。

 展示会にはロシア、中国、フランス、ドイツ、ポーランド、インドネシアをはじめとする10余カ国から20あまりの代表団が参加し、2006年以降、各国で発行された最新建築科学技術図書5000点あまりが展示された。国際的な建築図書展示会が平壌で開催されたのは今回が初めて。

 朝鮮建築家同盟中央委員会のパク・キルウ副委員長は、「国内の建築技師が視野を広げるいいきっかけになった」と展示会開催の意義を強調した。

 朝鮮では毎年、国内の建築家らを対象にした5.21建築祝典が行われている。

 展示会開催期間、建築分野の共同研究をはじめとする協力問題で意見交換が行われた。また、出版分野での版権交流、共同出版、委託印刷、図書輸出入に関する協議も行われた。

 展示会を主催した対外文化連絡委員会の関係者によると、展示図書はすべて朝鮮に寄贈されるという。【平壌支局】

[朝鮮新報 2009.8.12]