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三伏の時期、夏バテ防止のタンコギジャン 平壌で人気

健康に良いタンコギジャン

 三伏の時期に入った最近、首都のいたる所にあるタンコギ(犬肉)店に多くの人が訪れている。

 昔からわれわれの祖先は、三伏のころには足の甲にタンコギジャン(スープ)が落ちただけでも健康に良く、この時季にアワや白米のごはんを熱いタンコギジャンに混ぜて食べれば、汗をたっぷりかいて夏バテによる病を予防し、体調も整えられると信じてきた。

 これはタンコギの効能と関連している。

 高麗医学全書である「東医宝鑑」によると、タンコギは体を温める食材で、毒性が無いので、五臓を穏やかにして血液を調整し、腸を丈夫にするばかりでなく骨髄を補い腰やひざを温めるとともに、陽の気を起こして気力を充実させるという。

 最近、朝鮮ではタンコギジャンの品評会と経験発表会などを通じて伝統的な民族料理をさらに発展させている。

 また、各地にタンコギを専門とするレストランを設けて人民をもてなしている。

 タンコギジャンは海外同胞や外国人の間でも人気を集めている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2009.8.3]