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祖平統 「『2009統一白書』は謀略文書」

 祖国平和統一委員会(祖平統)は24日、書記局報道第953号を発表し、南朝鮮統一部が発刊した「2009統一白書」を非難した。

 書記局報道は、統一部が白書の中で南側が昨年、「朝鮮半島の平和と安定、北南関係の前進のために努力してきた」「2008年は南北関係定立のための調整期」などと指摘するなど、自らの反北対決政策を合理化し北南関係の実態をわい曲していると非難した。

 同報道は、李明博政権発足後、北南関係と朝鮮半島情勢は日を追うごとに険悪になっていると指摘した。とくに、南朝鮮当局によって6.15共同宣言と10.4宣言が全面否定され、民族の和解と団結のための事業でなし遂げられた成果がじゅうりんされたことに言及し、北南関係は「平和的な調整期」などではなく、「いつ戦争が起きるかわからない最悪の対決の局面にある」と強調した。

 同報道はこれらの分析に基づいて、「統一白書」を「反統一文書」「事態の本質をわい曲した謀略文書」と断じた。

[朝鮮新報 2009.7.27]