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南の「国防改革基本計画」を非難 祖平統書記局報道

 祖国平和統一委員会(祖平統)は9日、最近、南朝鮮国防部が発表した「国防改革基本計画修正案」を「挑発的な北侵戦争計画」だと非難する書記局報道第952号を発表した。

 南朝鮮国防部は同修正案を通じて、朝鮮半島で戦争が起きた場合、戦闘作戦に参加する常備軍とは別に予備軍を動員して「民事作戦」なるものを展開するシナリオを公開した。

 2010年から11年までの間に「郷土予備軍」のうち10個師団を「民事作戦」部隊に変えていつでも作戦に投入できるよう実戦を主とする教育を毎年行い、戦闘装備も大幅に増強配備して「有事」における機動力を高める方針を打ち出している。

 書記局報道はこれを、「われわれの社会主義制度に対する全面否定、国の統一を平和的に実現しようとする全同胞の志向と念願に対する許しがたい挑戦」だと非難。李明博政権によって、「朝鮮半島で戦争の危険は日を追って増大しており、北南関係は史上最悪の境地に達し、統一の前途には暗雲が垂れ込めている」とし、「平和を踏みにじり統一を妨害する侵略者をいささかも許さないのがわれわれの本領である」と警告した。

[朝鮮新報 2009.7.15]