朝鮮各地で国連制裁決議糾弾大会 「自主権守るためたたかう」 |
朝鮮の第2次核実験に対する国連安全保障理事会の制裁決議を糾弾する大衆大会が17〜20日に各道で行われた。15日の平壌市民大会に続いて行われたもの。 各大会には地元の党、政権機関、勤労者団体の責任幹部、朝鮮人民軍将兵、各階層の労働者、青年学生が参加した。 各大会で演説した代表らは、すべての人民軍将兵と人民の名において、国連安保理の制裁決議採択を非難した。また、国連安保理が朝鮮の平和的な人工衛星打ち上げを問題視する議長声明を採択しただけでなく今回、制裁決議まで採択したのは、朝鮮を孤立させ、圧殺しようとする米国とその追従勢力の敵対行為であると断罪した。 そして、今回の核実験は「祖国と民族の尊厳と自主権を守り、朝鮮半島と世界の平和と安全を保障するための至極正当な壮挙になる」とし、「朝鮮の軍隊と人民は米国とその追従勢力に立ち向かって闘い、敵が『制裁』と『封鎖』を強化すればするほど国の自主権を守って果敢にたたかっていく」と強調した。さらに、社会主義強盛大国建設で新たな高揚を起こし米国とその追従勢力の反朝鮮孤立、圧殺策動を断固粉砕すべきであると訴えた。 一方、23日発朝鮮中央通信はこの間、各道大会に続き、市、郡でも大衆集会が開かれたと報じた。 [朝鮮新報 2009.6.26] |