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開城の南朝鮮職員を調査中 朝鮮中央特区開発指導総局

 朝鮮中央特区開発指導総局スポークスマンは1日、南朝鮮当局と一部メディアが、南朝鮮の現代峨山開城事業所の職員ユ・ソンジン氏の「抑留問題」について「合意違反」「人権侵害」だと騒いでいることを批判した。

 同スポークスマンは朝鮮中央通信社記者の質問に答え、「南朝鮮当局と保守メディアは事件の本質を知りもしないで、この問題についてあたかもわれわれが『開城工業地区と金剛山観光地区の出入および滞在に関する合意書』に違反したと強弁しており、調査については『人権侵害』であると非難して反北謀略策動を強化している」と述べた。そしてこれを、「事態の真相をわい曲し、北南関係と開城工業地区事業に障害が生じた責任を北側に転嫁するための妄言、謀略」だと断じた。

 また、事件の真相について、ユ氏が「開城工業地区に入り、われわれの尊厳ある体制を悪意に満ちて中傷して国の自主権を侵害し、当該の法に抵触する重大な行為を働いた」と明らかにした。そして、ユ氏に対する調査は当該機関によって継続中だと説明した。

 さらには、南朝鮮当局と保守勢力が「事件の本質を分からず、妄言を吐き続ける場合、事態はさらに重大になり、開城工業地区事業にも有益でない」と警告した。

[朝鮮新報 2009.5.8]