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朝鮮各地で新年度の開校式 「国の繁栄担う人材に」

平壌第1中学校の小学クラス新入生らの初授業

 【平壌発=呉陽希記者】朝鮮各地の小中学校で1日、新学年度の開校式(入学式と始業式を合わせたもの)が行われた。

 平壌市普通江区域にある平壌第1中学校でも小学クラスと中学クラスの開校式が行われた。

 午前9時、胸に花をつけた新入生たちが教職員や在校生、学父母らの祝福を受けながら校門をくぐった。同校には今年、小学クラスへ150人が、中学クラスには250人が入学した。

 平壌第1中学校は国内で秀才教育のモデル校として知られている。

 小学クラスの新入生は地元の普通江区域に住む小学校就学齢期の子どもたち。一方、中学クラスには厳しい試験を経て入学資格を得た秀才たちが集まった。一部には、地方都市の第1中学校から同校4年に編入する生徒もいる。

 同校のハン・ソンヒ副校長(53)は教育方針について、「小学クラスでは道徳教育を重視する。祖国について学び、仲間を愛する生徒を育てたい。中学クラスでは全国のモデル校らしく、各学科での学力向上に力を注ぎたい」と語る。

 具体的には、今年行われる国際数学オリンピックでの優秀賞獲得を目標にしているという。

 小学クラスに入学したチョン・リョンジンくんは、「上級生たちのように勉強に励み、国のために大きな仕事ができるようになりたい」と話した。

 中学クラスに入学したチェ・ナムくんは、「学校で一生懸命学び、強盛大国の未来を担う科学者になりたい」と決意を語った。

 開校式のあと、新年度の初授業が行われた。

[朝鮮新報 2009.4.3]