朝鮮学校の現状知り、支援を

　長野県高等学校校長会人権教育委員会のメンバー１５人が１１月２０日、長野朝鮮初中級学校を訪問し人権教育現地研修会を開いた（写真）。一行は、授業を参観し関係者らと懇談した。

　参加者たちは初めて訪れた同校の教育環境と施設を見て回り、教職員や生徒たちの授業の様子を見て「教育水準が高い」「生徒たちの学ぼうという意欲的な眼差し、明るい表情、教員たちの団結した姿に感動した」などと感想を述べた。

　そして、日朝間の複雑な政治状況の中、厳しい学校運営を強いられていることを知り、同じ教育者としてこれからは積極的に支援したいと述べた。

　昼食時に同校の食堂で朝鮮料理を食べた一行は、朝鮮学校の食事はとてもおいしかった、レシピを教えてほしいなどと喜んでいた。【長野初中】

［朝鮮新報 2009.11.30］