「第２５回京都市中学校総合文化祭」の一貫として「第５１回京都市中学生弁論大会」が１０月３１日、京都市総合教育センター・永松記念ホールで開かれた。

　大会には京都市在住の中学校から推薦された２０人が参加し、主張発表を行った。

　京都朝鮮中高級学校からは、鄭扇伊さん（写真、中３）が出場、みごと優秀賞（７人）に輝いた。

　３世帯同居をテーマにした鄭さんの「私の家族」は、１世の志を継いで教師として活躍する両親を誇りに思い、自身もその志を継いで立派な朝鮮人として生きていこうとする決意を披露した。聴衆に深い感銘をあたえた。

　「京都市中学校総合文化祭」は、市内の中学生が弁論大会や理科研究発表など、さまざまな部門において、日頃の文化活動の成果を発表することにより、相互の研さんと交流を深め、学校における文化活動の充実や新たな芸術・文化の創造、心豊かな人間性の育成などを図る目的で毎年開催されている。【京都中高】

［朝鮮新報 2009.11.16］