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神戸初中初級部低学年の生徒たちの宿泊教育

大自然の中でさまざまな体験

時間を忘れて思いっきり遊んだ生徒たち

馬に興味津々

 神戸朝鮮初中級学校初級部低学年の生徒たちの宿泊教育が9月7〜8日、六甲山で行われた。

 同校では、民族意識の基礎を育むとともに、自分で考える姿勢と助け合う精神、協調性と責任感を養う目的で、初級部3年生を中心に年間を通じて課外活動としてさまざまな行事を行っている。宿泊教育もその一環で、10年前から実施してきた。

 生徒たちは7日午前、六甲山牧場で羊や乳牛、馬、山羊、豚などの動物と触れ合った。午後にはハンドクラフトでキーホルダーや森の中の動物を作った。

 夜には焼肉大会とビンゴゲーム、生徒たちが準備した文化公演などが行われた。

 翌日は「はだしの里」で宝探しやリレー、ひざ相撲などをやりながら自然を満喫した。

 今回の宿泊教育は自然に恵まれた環境でさまざまな活動を行うことで、生徒たちの間に自然を大切にする気持ちが育った。また、両親のもとを離れ友達と一緒に過ごしたことで集団を大事にする精神も育んだ。

 この間、生徒たちは食事をしたり、風呂に入ったりしながら学校で学んだ朝鮮語を使うことで、母国語を学び使う楽しさも学んだ。【神戸初中】

[朝鮮新報 2009.9.30]