東神戸・灘地域土曜児童教室 体験学習取り入れ多彩に |
東神戸・灘地域の土曜児童教室が企画した体験教室が12日、兵庫県池田市のインスタントラーメン発明記念館で行われ、土曜児童教室に参加している児童とその父母、7月の夏期社会実践活動に参加した神戸朝鮮高級学校の生徒ら19人が参加した(写真)。 東神戸・灘地域では昨年9月、4人の受講生で土曜児童教室が開講。今年度は5月からスタートし受講生も8人に増えた。また、今年度からは新たな試みとして月に3回運営されているうち、2回を教材を使っての朝鮮語の習得に、残りの1回を体験施設訪問にあてるなど、課外授業を取り入れた。 6月には神戸市青少年科学館を、7月には兵庫県立美術館を訪ねた。今回の体験教室では受講生が一人増え、9人が参加した。 今年度から毎回教室に参加し、この日の体験教室にも参加した鄭奎伊さん(小5)のオモニは、「今日はとても楽しかった。子どもが教室で習ったことを家で楽しそうに話している姿を見て、自分も朝鮮語を習ってみたいという意欲がわいてきた」と感想を述べた。 教室の運営を担当している総連東神戸支部の白楽中総務部長は、「これからも特徴ある運営で実績をあげ、一人でも多くの子どもたちに参加してもらいたい」と意欲を語った。【東神戸分局】 [朝鮮新報 2009.9.28] |