愛知朝鮮学園「ハナ」 名古屋での祭りに初出演、30日 3カ所で舞踊を披露 |
民族教育への支援と理解深める機会に
「第11回にっぽんど真ん中祭り」(主催=財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団)に愛知朝鮮学園「ハナ」が初めてゲスト出演する。 大学生のイベントとしてスタートしたこの祭りは今年で11年目を迎え、現在では210チーム、約23000人が参加するまでになった。各チームは、音のなるものを必ず持って踊るのが決まりで、名古屋市栄の久屋大通公演をはじめ、200カ所の舞台や道路で2日間披露し、ファイナルコンテストが行われる。 毎年観客数も増えていることから、地元の同胞からは朝鮮学校の学生が参加できたらどんなにいいかとの声も上がっていた。 そのような中で朝鮮学校を支援する愛知県議会議員が主催者側へ推薦し叶ったゲスト出演。メンバーは、愛知朝鮮中高級学校中級部、高級部舞踊部、東海文芸同舞踊部、「舞姫」舞踊教室生徒の82人で、チーム名は「ハナ(ひとつ)」と名付けられた。 多くの日本の人々に、朝鮮学校の存在を知らせ、民族教育に対しての理解と支援を深める絶好の機会になることと期待される。 「ハナ」は30日、ナディアパーク矢場公園会場(12時24分〜)、名古屋駅前会場(14時27分〜)、久屋大通公園会場(17時49分〜)などで踊りを披露する。 [朝鮮新報 2009.8.26] |